砂州

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日本語[編集]

名詞[編集]

天橋立(日本の代表的砂州

(常用外: さす、さしゅう、しゃしゅう すなす

  1. 潮流・風や河川の運んだ土砂がたまって、海岸や湖岸にできた砂堤。
    • 七兵衛はその片腕を棒の先で砂洲さすの上へ掻き上げて、腕を一見すると、意味ありげな笑い方。(中里介山大菩薩峠 白根山の巻』)
    • 大津というのは、江の川の抱く広い砂州(すなす)のことで、先生の家を出て三次の街をめぐらす堤防の防砂の竹林を越えるとすぐ、その砂州に出られた。(倉田百三『光り合ういのち』)
  2. 土木用語・地学用語しても(原則として)砂が水の作用で堆積して砂州になった場合に使われる。

発音(?)[編集]

さ↘す

関連語[編集]

翻訳[編集]