破れ鍋に綴じ蓋

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

成句[編集]

なべ(じ)ぶた(歴史的仮名遣い:破れ鍋に綴ぢ蓋

  1. (直訳:ひびなどのある壊れた鍋に、継いだ蓋をあわせた様。「綴じ」は「重ね縫い合わせる」の意なので「閉じ」ではない)欠点がある者にも、それに見合った伴侶が見つかるものとの喩え、謙遜又は諧謔を込めて用いられる例が多い。
    • 世に用あるものは形の美醜を問はず、とぢ 蓋もわれ鍋に用ゐられ悪女も終には縁づく時あり。(正岡子規 『土達磨を毀つ辞』)
  2. 誰でも、その人にふさわしい伴侶を見つけることができることの喩え。

参照[編集]

翻訳[編集]