範疇
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日本語
[編集]名詞
[編集]- (哲学) 最も基本的な、認識論上の概念のこと。人が物事を認識したり思考したりする上で、どうしてもそれに依存しなければならないような概念。「能動」、「受動」、「量」、「場所」、「位置」、「状態」、「質」、「時間」、「関係」、「実体」。
- 分類上の特に大きな項目。分野。例:「生物学という範疇」。
- 任意に立てられた分類項目。種類。英語の class に相当する。(ほとんど誤用に近い用い方。)
- ハ↘ンチュー ハ↗ンチュー
語源
[編集]哲学用語 西洋哲学のcategory (en), Catégorie (fr), Kategorie (de) の訳語として、幕末から明治にかけての哲学者、西周が、『書経』「洪範」篇の「天乃ち禹に洪範九疇を錫う」から造語した。[1](「洪範」は天地の大法、「疇」は田畑を区切るあぜ道、の意)。
関連語
[編集]翻訳
[編集]- ドイツ語: Kategorie (de),
- 英語: category (en),class (en)
- フランス語: Catégorie (fr)
- 中国語語義1: 范畴 (zh)
- 中国語語義2: 种类 (zh)
中国語
[編集]- ピンイン: fànchóu
- 注音符号: ㄈㄢˋ ㄔㄡˊ
- 広東語
- イェール式: faan6chau4
- 粤拼: faan6cau4
- 閩南語: hoǎn-tiû, hoān-tiû
名詞
[編集]- (日本語語義1)範疇。
朝鮮語
[編集]名詞
[編集]- (日本語に同じ)範疇。