出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 「老 /*RU/」の分化字[字源 1]。のち仮借して「かんがえる」を意味する漢語{考 /*kʰlˤuʔ/}に用いる。
- 『説文解字』では「老」の略体+音符「丂」と説明されているが、甲骨文字の形を見ればわかるように、これは誤った分析である。
- かつて「会意形声文字」と解釈する説があったが、根拠のない憶測に基づく誤った分析である。
- ↑ 季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、668-670頁。
李春桃 「甲骨文中“丂”字新釋」 『甲骨文与殷商史』新10輯 上海古籍出版社、2020年、253-264頁。
- あることに関して考えを巡らせた論説を意味する語を作る。
- 四角号碼: 44207
- 倉頡入力法: 十大一女尸 (JKMVS) / 十大卜尸 (JKYS)
字典掲載
康熙字典 |
960ページ, 27文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
28843 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
9392/9393 |
角川大字源 (1992) |
7744 |
講談社新大字典 (1993) |
12855 |
大漢語林 (1992) |
9060 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1408ページ, 1文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
4巻, 2779ページ, 2文字目 |