腐っても鯛

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

成句[編集]

くさってもたい

  1. 高級魚の代表である鯛は、傷んだところで、それでも下魚よりは価値があると言うことから、高級なものが、多少悪くなっても、何らかの価値があること、特に、家柄がよかったり、昔業績を上げ評価されている人が、落ちぶれたところで、やはり気品があったり、役に立つことを言う。
    • 今こそ私娼じごくでおちぶれてはいるが、昔は吉原の花魁おいらんだ、腐っても鯛上玉だ。(国枝史郎 『血煙天明陣』)

対義句[編集]