蛇蝎

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日本語[編集]

名詞[編集]

(だかつ)

  1. 激しく嫌われるものの例えとして)
    • この校長さんの方などは、爺さんが渡仙の手代をしていた頃は、高利貸しの弟はもたれぬ、などというて家へも寄せつけず、その扱いようは蛇蝎をみるが如しであった。(矢田津世子『神楽坂』)〔1936年〕[1]
    • 「照れて帰るんならかまわないけれど……僕がいやで帰るんなら辛いね。蛇蝎の如くきらったんじゃない……?」(織田作之助『夜の構図』)〔1946年〕[2]

用法[編集]

「蛇蝎のごとく...」「蛇蝎のように...」といった形で副詞的に用いることが多い。

複合語[編集]

中国語[編集]

名詞[編集]

shéxiē 繁体字:蛇蠍

  1. (比喩)善良な人に害を及ぼす人。

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  1. 青空文庫(2008年8月25日作成)(底本:「神楽坂・茶粥の記 矢田津世子作品集」講談社文芸文庫、講談社、2002年4月10日第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000317/files/47438_32490.html 2018年3月2日参照。
  2. 青空文庫(2013年9月28日作成)(底本:「定本織田作之助全集 第六巻」文泉堂出版、1976年4月25日)http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/47289_51221.html 2018年3月2日参照。