日本語[編集]
袖振り合うも多生の縁(-多生の縁)
- 通りすがりに袖が振れ合うような些細な関りであっても、深い由縁があればこそであるの意。だから、素気無い態度をとらないでほしいの意を含む。
- あたしがだんだん陽気になるのに、あんたはだんだん陰気になっちゃあ、お附合いが出来ないじゃありませんか。ねえ、あんた。袖ふり合うも他生の縁とかいうから、そんなにあたしを嫌わなくっても好いでしょう。今夜はここで仲好くお話をしましょうよ。(岡本綺堂『岡本綺堂』)
- 「振り合う」に替え「すりあう」
- 「多生の縁」に替え「他生の縁」