貴様

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日本語[編集]

代名詞[編集]

(きさま)

  1. (近世後期以降)二人称のひどく無作法な表現。男性が対等もしくは目下の者に対して用いる。しばしば怒りの表明や罵りの表現。
    第三の盗人 この長靴はおれの物じゃないか? 貴様こそおれの物を盗んだのだ。/ 第一の盗人 よしよし、ではこのマントルはおれが貰って置こう。/ 第二の盗人 こん畜生! 貴様なぞに渡してたまるものか。(芥川龍之介『三つの宝』)
    「おい、何とか言いな、柿江」 / 「貴様の演説が一番よかったよ」 / 柿江は爪を噛みつづけたまま、上眼と横眼とをいっしょにつかって、ちらっと西山を見上げながら、途轍(とてつ)もなくこんなことをいった。(有島武郎『星座』)
  2. (中世末から近世中期)二人称の敬意を込めた表現。

類義語[編集]