轍を踏む

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

成句[編集]

テツ(表現の揺れ:前車ゼンシャの轍を踏む前轍ゼンテツを踏む)

  1. 前の人と同じ失敗を繰り返す。
    • 「新野は小城であるし彼の軍隊は少数なので、つい敵をあなどったため、呂曠、呂翔も惨敗をうけたものです。――何でまた、貴殿まで同じ轍を踏もうとなさるか」(吉川英治 『三国志 孔明の巻』)

由来[編集]

  • 漢語の成句「重蹈覆轍」の翻訳。
  • 後漢書』の以下の句等に由来を求められる。
    • 今動與時戾、事與道反、馳騖覆車之轍探湯敗事之後、後出益可怪、晚發愈可懼耳。(鄭范陳賈張列伝)
    • 今不慮前事之失、復循覆車之軌、臣恐二世之難、必將復及、趙高之變、不朝則夕。(竇何列伝)

派生語[編集]

類義語・同義句[編集]

翻訳[編集]