出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | 逆行しない | 未然形 + ない |
否定(古風) | 逆行せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 逆行される | 未然形 + れる |
丁寧 | 逆行します | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | 逆行した | 連用形 + た |
言い切り | 逆行する | 終止形のみ |
名詞化 | 逆行すること | 連体形 + こと |
仮定条件 | 逆行すれば | 仮定形 + ば |
命令 | 逆行しろ 逆行せよ | 命令形のみ |
「逆行」という語には、目的語が「逆らう対象」(英:run counter to)と「到達すべき対象」(英:go back to)の両方の意味が含まれるので、文脈で区別することになる。
例えば、「封建社会に逆行する」というと:
- 「封建社会に逆らって進む」 (逆らう対象)
- 「逆らって封建社会に進む」(到達すべき対象)
の両方の意味がある。
一方で、関連語の「逆進」「逆転」は、専ら「到達すべき対象」が目的語になる。
- 「封建社会に逆進する」=「逆らって封建社会に進む」(到達すべき対象)