運動量

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

運動 (うんどうりょう)

  1. スポーツ日常動作動かし
    • 1988年、新井彬之、第112回国会衆議院[1]
      現在の子ども達の状況をみると、運動量は減少しており、二十一世紀の日本を背負って立つ青少年の基礎体力が十分に培われていないのではないかという危惧の念を禁じ得ない。
    • 2020年、農林水産省「aff(あふ)」[2]
      豚の頭部をカシラといいますが、その中でも目の横あたりの部位をコメカミといいます。がエサを食べる時に使うため、運動量が多く良質な筋肉です。
  2. (力学) 物体質量速度ベクトル掛け合わせ
    • 1929年、寺田寅彦「ルクレチウスと科学」[3]
      普通力学の問題において、運動方程式が完全に解かれた場合には、すべての質点の各位置における速度加速度運動量、あるいはエネルギーのごときものが、それぞれ時の函数として与えられる。
    • 1934年、戸坂潤「現代哲学講話」[4]
      処で例えば極めて小さい物質である自由電子の存在に就いて云えば、その存在の位置を明白に測定するためには、相当強いを之に当てねばならぬ。併し相当強い光は電子に対しては相当大きな運動量を付与するので、夫は電子自身がその時持っていた運動量をすでに変えて了う。
  3. (政治) 選挙運動を行った
    • 1994年、佐藤観樹、第128回国会参議院[5]
      私、このごろの選挙を見てみますと、かなりマスコミ影響というのがあって、運動量をふやせば必ずそれがまた議席に結びつくということでもない。
    • 2018年、世耕弘成「世耕経済産業大臣の閣議後記者会見の概要」[6]
      数字の議論は、人によっていろいろな見方があろうかと思いますが、安倍総理が取った党員票というのは、総理は外交ですとか、あるいは災害対応で圧倒的に運動量が制限されている中で、非常にいい数字が取れたのではないか。

複合語[編集]

翻訳[編集]

語義2

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  1. 「第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号 昭和63年3月31日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=111204410X00519880331&spkNum=168&single 2020年12月6日参照。
  2. 大臣官房広報評価課広報室『aff(あふ)2020年9月号』「牛、豚、鶏の部位を徹底解説!お肉丸わかり図鑑」(農林水産省Webサイト)政府標準利用規約(第2.0版)公開 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2009/spe1_02.html 2020年12月6日参照。
  3. 青空文庫(2000年10月3日公開、2003年10月30日修正)(底本:「寺田寅彦随筆集 第二巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店、1997年5月6日第70刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2347_13818.html
  4. 青空文庫(2010年12月8日作成)(底本:「戸坂潤全集 第三巻」勁草書房、1972年12月20日第6刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000281/files/3597_41604.html
  5. 「第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号 平成6年1月19日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=112814575X01419940119&spkNum=130&single 2020年12月6日参照。
  6. 『世耕経済産業大臣の閣議後記者会見の概要』(経済産業省ホームページ)政府標準利用規約(第2.0版)公開 https://www.meti.go.jp/speeches/kaiken/2018/20180921001.html 2020年12月6日参照。