道理

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日本語[編集]

名詞[編集]

 (どうり)

  1. ある原因に対して、一般に納得のできる結果自然に生ずること。又は、そのような因果関係
    されば、経済商売の道理は、英亜両国においてそのを異にするものといわざるをえず。物理はすなわち然らず。(福澤諭吉物理学の要用』)
  2. 人として正しく生きるための指針。道徳。
    キリストや孔子は何千年の昔から道理を説いていたことを知れば足りるのさ。(坂口安吾明治開化 安吾捕物 その十四 ロッテナム美人術』)
  3. 納得ができる理由。筋が通っていること。正しさ。
    「なるほどな。ごもっともでござる」/玄白も、相手の返事の道理を、頷かずにはおられなかった。(菊池寛蘭学事始』)
  4. 当然であること。容易納得できること。なるほどと思えること。
    繁昌らぬのも道理だ。家伝薬だというわけではなし、名前が通っているというわけでもなし、正直なところ効くか効かぬかわからぬような素人手製の丸薬を、裏長屋同然の場所で売っていて誰が買いに来るものか。(織田作之助勧善懲悪』)
    乗り込んでみるとマッチ箱のような汽車だ。ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。(夏目漱石坊っちゃん』)

発音[編集]

ど↗ーり↘

成句[編集]


朝鮮語[編集]

名詞[編集]

도리

  1. 義務本分
  2. 方法

ベトナム語[編集]

名詞[編集]

đạo lý

  1. (日本語に同じ)

中国語[編集]

発音[編集]

  • 普通話
    • ピンイン: dàolǐ
    • IPA: [ tau˥˩li˨˩˦ ]
  • 國語: ㄉㄠˋ ㄌㄧˇ
  • 閩南語
    • POJ: tō-lí
    • IPA: [ to˨˩li˥˧ ]
  • 客家語: tho-lî
  • 呉語: dau2li

名詞[編集]

 

  1. (日本語に同じ)道理。
    (簡体字)其实道理现在他们早已懂得
    (繁体字)其實道理現在他們早已懂得
    Qíshí zhèi zhǒng dàolǐ dào le xiànzài, tāmén yě gāi zǎoyǐ dǒngde
    実際この種の道理は今になってみると、彼等もわかり切っているのだ。(魯迅狂人日記井上紅梅日本語訳 )