重言

日本語

名詞

重 言（じゅうごん・じゅうげん）

1. 同字を重ねた熟語。「堂堂」「悠悠」「隆隆」など。
2. 同じ内容のことを二度いうこと。
3. 同じような意味の言葉を、その意味に気付かず重ねて使う言い方。一般には避けなければならないとされる。
   • 「犯罪を犯す」「満天の星空」「馬から落馬する」「一番最後」「石のつぶて」「満面の笑顔」など。

関連語

• 類義語: 畳語

動詞

活用と結合例

重言-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
重言	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	重言しない	未然形 + ない
否定(古風)	重言せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	重言される	未然形 + れる
丁寧	重言します	連用形 + ます
過去・完了・状態	重言した	連用形 + た
言い切り	重言する	終止形のみ
名詞化	重言すること	連体形 + こと
仮定条件	重言すれば	仮定形 + ば
命令	重言しろ 重言せよ	命令形のみ