陶酔

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日本語[編集]

名詞[編集]

(とうすい)

  1. 気持ちよく酔うこと、酔っている状態。
  2. 感動し、心を奪われること。
    • 一個の優れた俳優が、その至芸破綻なく、自由に、そして最も「個性的に」示すことによつて、観客を完全な陶酔境に導き終るものである。(岸田國士、築地座の『旧友』)〔1933年〕[2]

関連語[編集]

動詞[編集]

  1. 気持ちよく酔う。
  2. 感動し、心を奪われる。

活用

サ行変格活用
陶酔-する

参照[編集]

  1. 青空文庫(2007年5月2日作成)(底本:「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり人社 1992(平成4)年9月10日第1刷発行 底本の親本:「釣随筆」市民文庫、河出書房 1951(昭和26)年8月発行 初出:「釣趣戯書」三省堂 1942(昭和17)年発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46779_26798.html 2020年7月5日参照。
  2. 青空文庫(2009年9月5日作成)(底本:「岸田國士全集22」岩波書店 1990(平成2)年10月8日発行 底本の親本:「現代演劇論」白水社 1936(昭和11)年11月20日発行 初出:「劇作 第二巻第一号」 1933(昭和8)年1月1日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44472_36685.html 2020年7月5日参照。
  3. 青空文庫(2009年8月22日作成)(底本:「定本織田作之助全集 第六巻」文泉堂出版 1976(昭和51)年4月25日発行 1995(平成7)年3月20日第3版発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/47837_36047.html 2020年7月5日参照。