風が吹けば桶屋が儲かる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

成句[編集]

けば桶屋儲かる【かぜがふけばおけやがもうかる】

  1. 何か事が起きると巡り巡って思いがけない意外なところにも影響が出ること。また、当てにならない期待をすること。大風が吹けば桶屋が喜ぶ。風が吹けば箱屋が儲かる。

由来[編集]

風が吹くと土ぼこりがたち、それが目に入ることで盲人が増える。盲人は三味線生計を立てようとするので三味線の需要が増える。三味線にはの皮が張られることで猫が減る。猫が減るとねずみが増えて、ねずみにかじられる桶が増えることから、桶を売る桶屋が儲かって喜ぶ。というところから。

関連句[編集]

  • バタフライ効果 (wp)
    • 北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる
    • アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴに大雨を降らせる