鵜の真似をする烏

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

ことわざ[編集]

真似をする(ウのマネをするカラス)

  1. 自分腕前わきまえずに、真似をすると失敗するということ。又、その人。
    • 笑はれてもしかたがない。鵜のまねをする烏。見ぬくひとには見ぬかれるのだ。よりよい姓名もあるのだらうけれど、僕にはちよつとめんだうらしい。いつそ「私」としてもよいのだが、僕はこの春、「私」といふ主人公小説を書いたばかりだから二度つづけるのがおもはゆいのである。(太宰治『道化の華』)

語源[編集]

鵜の真似をする烏水に溺れる」より。真似をして、捕ろうとするからすおぼれてしまうことから。