Wiktionary・トーク:用例

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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インデント(コロン)ではなく箇条書き(アスタリスク)を推奨書式にしませんか[編集]

標記のとおりですが、現在の書式では用例はコロン(:)によるインデントで定義文に吊るすようにしておりますが、アスタリスク(*)による箇条書きで用例を記すことを推奨書式としませんか?

本文書の例でいえば

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕

を、

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    • 無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕

のように。#:#* へ。

今の書式(インデント方式)だと二点ほど欠点があります。

(1) デスクトップビューだとそうでもないのですが、モバイルビューだとインデントした文頭が定義文の文頭と同じくらいの位置となって、定義文と用例との区分性が悪いように思います。例:「忖度」のモバイルビュー 。定義文の続きが書いてあるように錯覚させて、分かりづらい表示になっています。昨今のネット環境ではスマートフォンから閲覧が主流になりつつあり、モバイルビューにおける表示がよろしくない点を放っておけないです。うろ覚えで恐縮ですがウィキペディアも現在では閲覧の半数ぐらいはスマートフォンからだったはずで、ウィクショナリーもスマートフォンからの閲覧割合は相当高まっているはずです。

(2) これはデスクトップビューでもモバイルビューでも該当する話ですが、一つの定義文に複数の用例を記すときにインデント方式だとそれぞれの用例の区分性が同じくあんまり良くなく、分かりづらく感じます。例:上記と同じく「忖度」のデスクトップビュー

箇条書き方式を採用すれば(1)と(2)両方解決できると思います。例:「はしくれ」のデスクトップビューモバイルビュー。日本語以外の用例などでさらにインデントを重ねて和訳を記すこともありますが、箇条書き方式でもこれはうまく表示できることは確認しています。例:「pop the question」のデスクトップビューモバイルビュー

「先に書誌情報を記してさらにインデントで用例」という点は違いますが、英語版でも箇条書き方式の書式を採用しています(en:Wiktionary:Quotations#How to format quotations)。

この文書に箇条書き方式を記載して、今後の新規作成項目では箇条書き方式の割合を高めつつ、既存項目も何かの編集のついでに箇条書き方式に変更して、箇条書き方式に切り替えていきたいなと思っております。--Yapparina (トーク) 2018年1月13日 (土) 12:56 (UTC)[返信]

方向としては賛成です。ただ、用例が1件の場合は上記の問題は生じませんから、原則箇条書きとする、ただし用例が1件だけしかない場合は一段下げる書式でも許容される、くらいでいかかでしょうか。余談ですが、おそらくインデントが使われてきたのは、1件の場合には問題がないことと、2件以上あっても非常に短い用例・作例だと問題が感じられないことが理由だったのではないかと思います。最近は長い、複数の用例を書くことが増えてきたので、問題が顕在化したのではないかと。かなり定型的にできるはずの変更なので、置き換えはボットにまかせられればいいと思います(私もつくれるかどうか考えてみます)。モバイルに関しては、MediaWiki:Mobile.cssで応急処置してみましたがいかがでしょうか。用例のインデントの先頭に「●」がつくようにしたつもりです。 --whym (トーク) 2018年1月16日 (火) 12:45 (UTC)[返信]
賛成ありがとうございます。
「用例が1件だけしかない場合は一段下げる書式でも許容される」は別にいいと思います。箇条書き方式も絶対的なものではなく推奨ぐらいの位置付けで記そうかなと考えていたくらいなので。具体的にどう記すかはあとでたたき台を記しますが、用例が1件だけしかない場合は一段下げる書式でもいいことを明記する方向性には合意します。
ボットについては、もちろんボットで置き換え作業できれば省力化できてそれがベストだと思います。ただ、私自身はボットの運用知識はゼロなので、他の方が買って出ることを頼りにするしかないです。ボット運用者の方がとくに買って出ることがなかったとしても、致命的表示エラーなどではないのでボチボチと人力でちょっとずつ進めてもいいかなあと考えておりました。
MediaWiki:Mobile.cssは、応急処置としてはとても十分なものだと私は感じました。ありがとうございます。--Yapparina (トーク) 2018年1月18日 (木) 14:17 (UTC)[返信]
反対 反対簡単に言えば、この取り扱いは英語版に由来し、既存の記事やテンプレートとの齟齬が目立ってしまうため。ボットを使ってそろえるという措置がなければあまり賛成できません。なお、インデント下げは例文、行頭中黒は短い解説という使い分けがあったかと思うのですが根拠は確認します。--Mtodo (トーク) 2018年1月20日 (土) 01:53 (UTC)[返信]
Yapparinaさんご紹介の英語版のスタイルen:Wiktionary:Quotations#How to format quotations(箇条書き方式が例示されている)とMtodoさんの「この取り扱いは英語版に由来」(インデント方式が示唆される)というご発言のあいだに齟齬があるようです。Mtodoさんがおっしゃったのは過去の(だとすればいつごろの?)英語版のスタイルについてでしょうか?「既存の記事やテンプレート」というのも、具体的にページ名などあげていただければ対応策を考える助けになるかもしれません。 --whym (トーク) 2018年1月22日 (月) 10:44 (UTC)[返信]
例文については、en:Wiktionary:Entry layout#Example sentences、その詳細について、en:Wiktionary:Example sentencesに規定されています。英語版において、コロンを使うものは「引用」で、これは表示上ディフォルトでたたまれるという仕様になっています。なお、日本語版において、引用でない例文と引用による例文には差を設けていません(その技術がなかったというのも正直なところですが、ただ、その技術があったとしても、あまり、有用な差ではないと考えます)。--Mtodo (トーク) 2018年1月22日 (月) 11:32 (UTC)[返信]
ありがとうございます。Quotations のほうのお話をされているものと勘違いしてしまっていました。用語の使い方にずれがでてしまっているようなので念のため整理します。私はここで「用例」という言葉を既存の作品から採取されたものに限って使っています。これはおそらくMtodoさんのおっしゃる「引用」に相当します。この文書(Wiktionary:用例)もあえてその範囲に限定して書いたつもりです。英語版への言語間リンクもen:Wiktionary:Quotationsで、「作例」は赤リンクとしてあえてここでは議論しない、という格好になっています。今回の書式変更の提案もその意味での「用例」に関するものと私は理解しています。まぎらわしければ、このページ名は「引用」に変えたほうがいいかもしれませんね。 whym (トーク) 2018年1月22日 (月) 12:33 (UTC)[返信]

むー、色んな要素が絡まってなかなか難しい問題ですね。とりあえず、上記の「用例」例に作例を追加してみて各パターンの表示をしてみます。

両方コロン方式(現行の慣習)

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    読者はウィクショナリーの項目を自由に読むことができる。
    無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕

両方アスタリスク方式

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    • 読者はウィクショナリーの項目を自由に読むことができる。
    • 無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕

英語版方式

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    読者はウィクショナリーの項目を自由に読むことができる。
    • 1913年坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』
      無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。

(英語版方式について)用例と作例の書式の不整合に違和感を禁じ得ない、というのが正直なところです(^^)。まあ、英語版では「引用(用例)を用意できないときに作例を記してください」と指示しているので、作例と用例が並ぶパターンはほとんどなくて問題とならないのかもしれません。
あと参考情報ですが、英語版の作例では#: を採用していますが、なぜかモバイル版での表示は日本語版と異なり、定義文の文頭よりも右へインデントがより深く表示されます()。表示の挙動を見てみると、ページを開いたあとに一呼吸おいてインデントが移っているようです。推測ですが、英語版でもMediaWiki:Mobile.cssのようなcssを働かせているのかもしれません。

(両方コロン方式について)whymさんがMediaWiki:Mobile.cssを作ってくれたので、欠点(1)と欠点(2)-1(モバイルビューにおける複数用例)での区別性の悪さは解消されたと思います(ただし代わりに他の欠点が生まれてないかどうかまでは検証できていないです)。現行のままの方式であれば、とうぜん置き換えの時間と手間を必要としないメリットがあります。

(両方アスタリスク方式)今回の提案方式です。最初の提案では曖昧でしたが、日本語版では作例と用例を書式上区別していないので、作例についてもアスタリスクで統一したい(推奨としたい)と考えています。MediaWiki:Mobile.cssのおかげで提案根拠はだいたい解消されましたが、欠点(2)-2(デスクトップビューにおける複数用例)での区別性の悪さが残っていますので、やはりこの方式を私としては推したいです。

(もし合意となった場合の置き換えの時間と手間について)ウィクショナリー内を insource:/"#:"/で検索した結果によると、現在 12,258 件あります。よって、置き換えが必要となる項目数はざっとこの程度と推測されます。もし書式を変更するならすみやかに既存項目での置き換えを行うべきという意見あるようでしたら、ボットの申し出がなかったとしても、私の方でできるだけ早く置き換え作業を進めます。ただそれでも、仮に一週間で300項目から400項目の置き換えを行ったとして、作業完遂までおよさ7.5か月から10か月ほど、一年弱程度はかかるかもしれません。--Yapparina (トーク) 2018年1月24日 (水) 13:36 (UTC)[返信]

良いと思います。モバイルでの閲覧も割合が多いようですから、それを考慮するのはたいへん良いと思います。デスクトップ表示でもアスタリスクで列挙した方が区切りが分かりやすいと思います。私は知識が無いのでひとまかせになってしまいますが、botで置き換えられればよいと思います。しかしながら万単位の項目を手作業で置き換えるとなると、Yapparinaさんのより有益な活動をするための時間を失ってしまうという思いがあり、手作業での置き換えには反対です。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年2月15日 (木) 09:15 (UTC)[返信]
Mtodoさんを含めても、一括して置き換えるのであればいい、というあたりで合意できそうにみうけられます。ボットの実装についてですが、基本的には『「#:」を「#*」に置き換える』というだけのルールでうまくいきそうなのでやってみました。今回は半手動だったのでやるまえにとめたのですが、インドでは「類義語」が用例の位置にきていますね。ボットを実際にうごかすと、こういった例は本来今回の置き換えの対象ではないものの置き換えられてしまうことになります(が、結局実害はないような気もします)。なお、用例と作例を区別せず両方対象とする、ということで私は異存ありません。 --whym (トーク) 2018年2月17日 (土) 09:19 (UTC)[返信]
前回応急処置としておこなったモバイル版での表示切り替えについてですが、「●」だと箇条書きを書いていないのに箇条書きのように見えて書いた人が混乱するでしょうか。「」あたりのほうがいいかもしれません。 --whym (トーク) 2018年2月17日 (土) 09:19 (UTC)[返信]
ボットの試行ありがとうございます。一通りの試行結果を確認しましたが、私としては特に問題ないと思います。一部まきぞえ的に用例以外のものもインデントから黒点に変わってしまいますが、その意味付けを変えてしまうことは起きないので支障はないと思います。「」への変更についてもいいと思います。--Yapparina (トーク) 2018年2月25日 (日) 13:05 (UTC)[返信]
@whymさん 試行ありがとうございます。一部想定外の置き換えが起こるようですが、大した問題にはならないと思うので例外的な処理は無くてよいと思います。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年2月25日 (日) 13:11 (UTC)[返信]

話を進めるべく、本文書中の「用例を示す形式」節をどう変更するか、具体的な文面案を示します。現状から以下のように文面に変更することを提案します。いかがでしょうか。--Yapparina (トーク) 2018年2月25日 (日) 13:45 (UTC)[返信]

語釈文の次の行に、1段下げてその語義の用例を示します。アスタリスク(*)を用いた丸印付きの箇条書きによる形式、またはコロン(:)を用いた字下げのみによる形式で記します。複数の用例を示す場合は、用例同士が見分けやすいように丸印付き箇条書き形式が推奨されます。

一つの用例を示す場合(丸印付き)

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    • 無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕
一つの用例を示す場合(字下げのみ)

(じゆう)

  1. 制約を受けないこと。気ままであること。
    無政府主義だろうと、共産主義だろうと、自由に流行させるにかぎる。(坂口安吾『安吾巷談 野坂中尉と中西伍長』)〔1913年〕
複数の用例を示す場合

なきむし(き)

  1. 感情が傷つきやすく、泣きやすい人。その性質

まことに勝手ながら不正なタグを修正させていただきました。--Naggy Nagumo (トーク) 2018年2月25日 (日) 14:18 (UTC)[返信]
botによる一括置き換えによってコロン形式がなくなることが期待されるので、コロン形式は細かく書かなくてもよいかと思います。「コロンによる字下げも許容されます」くらいでよいのではないでしょうか。 --Naggy Nagumo (トーク) 2018年2月25日 (日) 14:18 (UTC)[返信]

いいと思います。コロン形式を書かないのであれば、最初のものもなくていい(「複数」だけでいい)かもしれません。ボットについてはWiktionary:ボット/使用申請#Whymbot_-_用例の書式置き換えで承認を求めています。 --whym (トーク) 2018年3月2日 (金) 11:17 (UTC)[返信]
それではこんな感じで。せっかくの改訂の機会なので、編集者間で共通認識としてほぼ確実に受け入れられているであろう用例中の説明対象の語句を太字にすることについても明記したいので、これを提案に追記しています。--Yapparina (トーク) 2018年3月10日 (土) 13:23 (UTC)[返信]

語釈文の次の行に、1段下げてその語義の用例を示します。用例が見分けやすいように、アスタリスク(*)を用いた丸印付きの箇条書きによる形式が推奨されています。コロン(:)による字下げも許容されます。用例中の説明対象の語句をアポストロフィー3つ(''')で囲み、太字にして強調します。

なきむし(き)

  1. 感情が傷つきやすく、泣きやすい人。その性質
たびたびすみませんが、上記の言いかただとウィキテキストの記法まで限定される感じがしますが、例にとどめたほうがよくないでしょうか。一応ビジュアルエディターも有効ですし、テンプレートを使って表示上は同じ結果を別のやりかたで実現をする可能性もあります。編集対象のページ自身に内部リンクした場合、(CSSのself-linkクラスがつき)太字になるはずでしたが、モバイル版で太字にならないバグが発生しています(phab:T181472)。これが解消されれば、self-linkでもかまわないはずです。太字を推奨する(self-link→太字の置き換えをされたら戻すべきではない)という点は同意できるのですが、一方で、用例は使いまわすことがあるのでself-linkのほうが書くのが楽だったりすることがあります。微妙な差かもしれませんが、表示上の統一は比較的厳しくすべきで、記法についてはそれほど厳しくなくてもいい、という意見です。 --whym (トーク) 2018年3月13日 (火) 11:57 (UTC)[返信]
あー、モバイル版で自己リンクが太文字にならないのは、議論中のバグだったんですね。仕様だと思ってウィキペディア日本語版のヘルプ文書に書き込んでしまいました(笑)。
提案文で「アポストロフィー3つで囲み...」と書いたのは、記法を限定する意図は特になく、単に初心者を意識して太文字の仕方までを記した方が親切かと思ったのでそうしました。ビジュアルエディターのことは自分が使用しないのですっかり失念しておりました。
「用例中の説明対象の語句をアポストロフィー3つ(''')で囲み、太字にして強調します」の部分は、「用例中の説明対象の語句は太字にして強調させます」といった文面に変更するということでよろしいでしょうか。あるいはさらに、「アスタリスク(*)を用いた」「コロン(:)による」の部分も除去したほうがよろしいでしょうか。--Yapparina (トーク) 2018年3月13日 (火) 14:13 (UTC)[返信]
「丸印付きの箇条書きによる形式(ウィキテキストでは「*」)が推奨されています」という感じでどうでしょうか。文章では「丸印付きの箇条書きによる形式が推奨されています」とだけ書き、あとに全体のウィキテキスト例を折りたたみタグつきで置くのもいいかもしれません。 --whym (トーク) 2018年3月14日 (水) 10:03 (UTC)[返信]
前者の言い回しでいきましょう。ちなみに、NavFrameをちょっと試してみましたが、文が中央揃えになってしまいました…。何回も提案文を掲示してトークページをごじゃごじゃさせて申し訳ありませんが、もう一度反映させる提案文を掲示します。--Yapparina (トーク) 2018年3月17日 (土) 11:49 (UTC)[返信]

語釈文の次の行に、1段下げてその語義の用例を示します。用例が見分けやすいように、丸印付きの箇条書きによる形式(ウィキテキストでは「*」)が推奨されています。コロン(:)による字下げも許容されます。用例中の説明対象の語句は太字にして強調させます。

なきむし(き)

  1. 感情が傷つきやすく、泣きやすい人。その性質
そろそろ直接編集してくださっていいかと思います。スタイルを変更するという方針は合意できたという認識です。どの程度の推奨度(必須度)なのかも議論を通じて明らかになったように思います。あとは(この文書上での説明法については)様子を見ながら随時修正するということでいいのではないでしょうか。もともとこれは「方針文書」ではなく、それほど堅い文書ではないので。 --whym (トーク) 2018年3月20日 (火) 10:11 (UTC)[返信]
ありがとうございます。上記で反映させました。--Yapparina (トーク) 2018年3月21日 (水) 14:12 (UTC)[返信]

出典テンプレートについて[編集]

テンプレートそのものの内容というより、用例を示す際にテンプレートを使うべきかどうか、どう使うべきかというメタな側面が大きいので、ここに質問させていただきます。Wiktionary:スタイルマニュアル#語義 にて、用例のスタイルについて、もともと{{ux}}(外国語の作例についてはたくさん使われている)が用例のテンプレートとして紹介されていたのが気になったので、{{quote}}(少ししか使われていない)の紹介と本項目に書かれているスタイルの転記を追記したのですが、テンプレートとしては{{出典}}(={{cite}})が上記で合意されたのに近い形式として約10年前に作られており、一方で全く使われていないという経緯があると先ほど気づきました。「すわりこむ」の編集の際にもウェブ上の記事からの引用などで詳細な情報を示そうと<ref>タグを入れることになったので、{{出典}}はまだ改善の余地はあると思うのですが、そもそもテンプレートを改善して使う方向には向かわない感じでしょうか?本稿でも「自然に使われうる範囲で、できるだけ広い年代の、できるだけ多くの分野の文章から採取してください。たとえば話し言葉や書き言葉、法的文書や小説などを探してみてください。」となっているのでウィキペディアより多様な出典を受け入れる素地があり、一方で複雑なテンプレートをメンテナンス・使用できる状況にないと思うので、構造化については最低限になるとは思いますが、それでもテンプレートが使われた方が、書式を統一したり、初心者に最低限の情報を伴った用例を入れさせたり、後々機械処理したり、色々メリットはあると思うのですが。

他に用例を書く際に気になった出典についての疑問と意見を述べておきます。

  • <ref>タグは使うべきか使わないべきか(英語の quote テンプレートの用法とか見ていると、用例をデフォルトで折りたたむ代わりに本文に直接詳細な書誌情報を記述しているようです。それを見て、折りたたむかはさておき、出典テンプレートを改善して、<ref>タグを使わずテンプレートで本文に直接出典についての情報を長くても書くのが理想だと思ったので本質問をしています)
  • 一部を略した際に(略)、(中略)、… どういった表記を使うべきか、使わないべきか(私は「中略」は少なくとも用例で使うべきではないと思います。完結した用例として理解できる必要性を付記しつつ、略か…かはどちら任意に選んで、明記しておくとよいかと。)
  • 用例の時間情報についてのガイドラインの必要性(「すわりこむ」で『マッチ売りの少女』について青空文庫版に基づいて記載する際、用例としてはその日本語が書かれた年「1999」を指定しましたが、原本の年号を書いてしまう人もいるかもと思った。また作成日時と更新日時が書かれている情報源の場合、どちらが優先されるか。該当箇所の執筆時点が分からない場合、「後者の時点で有効な文書として発行されているので後者」という考え方もあるかもしれませんが、ケースバイケースな気もします)
  • 「多様な出典を受け入れる素地がある」と申しましたが、ウィキペディアの「もしあなたが用いている情報源がオンラインで利用できないならば、それは標準的な図書館・書庫・公文書館で入手可能であるべきです。」という入手可能性に関する方針は継承され、本稿に明記した方が良いとは思います。

質問と提案まで。詳しい方(出典テンプレート作者の User:Whym さんとか?)コメントいただけるとありがたいです。(DBpediaやWikidataはそれなりに関わってきましたがウィクショナリーには今年から手を付けた初心者→) --cm3 (トーク) 2023年1月16日 (月) 00:44 (UTC)[返信]

用例の書式を統一していく、そのためにテンプレートを利用する、という方向はいいと思います。ウィキペディアの出典テンプレートのように、ある程度奨励はするものの、使わない人は使わなくてかまわない、というくらいでしょうか。日本語版ウィクショナリーにある日本語以外の項目では用例に基本的に日本語訳を付けるという点、それがない日本語の項目の用例との書式上の整合性をどうするかという点に注意が必要かと思います。(別物と考えて整合性を気にしないという選択肢もあるかと思います。) ほかに注意を要する点としては、1ページ中のテンプレートがあまりに多くなるとw:Help:テンプレートの制限で後のほうが表示されなくなるという問題があるようです。これはウィキペディアでも例外的に巨大なページやテンプレート使用数が多いページでしか起きていないと思いますが。
出典のある用例(引用)の出典表記は、少なくとも作者名などの主要部分は、本文に書いたほうがいいと思います。そのほうが、出典のない作例との区別がつきやすいためです。ちゃんと書くと長すぎるという場合は、本文に一部、脚注に全体を書くのもありかもしれません。
私は{{subst:cite|...}} という風にして、用例を追加するときはほぼ毎回使っています。この用法だとリンク元には残らないため、まったく使われていないように見えると思います。個人用と思って作ったので、あまりこれの現在の中身を参考にしていただく必要はありません。そもそも利用者名前空間に作ったほうがよかったかもしれません。substは一長一短があります。テンプレートを使っているように見えないため、テンプレートの詳細を知らない人との共同作業がしやすいのは長所だと思います(テンプレートを全員に強制しないのであれば、この点はある程度考慮に入れる必要があると思います)。substでは、上記の使用量の制限も生じません。しかしあとで書式を変えたくなったときには役に立ちません。--whym (トーク) 2023年1月24日 (火) 09:44 (UTC)[返信]
whymさんコメントありがとうございます。テンプレートは使っても使わなくても構わないとしておいた方が良いと思います。ボットによる置き換えも私はパッと作れませんし…、基本混在することにはなると思います。

日本語版ウィクショナリーにある日本語以外の項目では用例に基本的に日本語訳を付けるという点、それがない日本語の項目の用例との書式上の整合性をどうするかという点に注意が必要かと思います。(別物と考えて整合性を気にしないという選択肢もあるかと思います。)

これについても別とせず考えたいところですが、まず、そもそも日本語訳をどう表記すべきかの実践を参照して上のような表記例を合意した方がよさそうですね。yell とか bearの動詞.4とかはその例として良い感じでしょうかね。個人的には「日本語訳:」のような文言を頭につけるほうが明示的で好きですが、そこは好みの問題かもしれません。
本文にある程度の情報を書くのも同意なのですが、作例の区別については引用と並べるときには(作例)と明示的に書いたほうが良い気もしています、つまり
  • 作例文かくかくしかじか(作例)〔2023年〕
のように。そして、これまでの表記と一貫性を持たせるならば本文に一部、脚注に全体、になると思います。利用者:KAMEDA,_Akihiro/sandbox のところに、テンプレの案とそのテスト例を用意したのですが、本文にすべてを書きなおかつ長くなる場合、年号を前に出さないと、年号情報が後ろに行ってしまって時代の多様性についての一覧性を損なうという気がします。subst を使ってらっしゃるのはなるほど、気づきませんでした(痕跡も残りませんしね)。もし、前述のテンプレ案を実装するなら、「用例出典」か何か別のテンプレにした方がいいですね。 そういう名前で作ってみても良いものでしょうか。--cm3 (トーク) 2023年1月25日 (水) 21:15 (UTC)[返信]
テンプレート:用例出典というテンプレートを作って使い始めました。報告まで。--cm3 (トーク) 2023年2月4日 (土) 23:57 (UTC)[返信]