Wiktionary:編集室/2007年/漢字フォーマット改正案について

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字フォーマット改正案について[編集]

以前から、Wiktionary‐ノート:スタイルマニュアル/漢字に改正案を出していたのですが、反応が薄いので、ここで改めて提案を投げかけます。また、その後の事情の変化も考慮し一部改変しました。特に異論がないようであれば改変対応したいと思います(とりあえず1週間を目途とします)。

フォーマットは、利用者:Mtodo/漢字フォーマット案を参照ください。また、あわせて、簡体字のフォーマット案(利用者:Mtodo/漢字(簡体字)フォーマット案)も提案いたします。


ポイントは以下のとおりです。

  1. 日本語における漢字に関する知識として必要な順に並べるというのが眼目です。
  2. テンプレート「文字情報」「漢字」「letter」を使用しない。理由は以下のとおり。
    • まず漢字の書体自体がよくわかるように(=字体を拡大して)最上位に記載されるべき。
    • 「文字情報」「漢字」をもちいると、節単位編集が出来なくなる。
    • なかなか埋められないコード項目や日本の辞書としての必要性に疑問がある「四角号碼」「倉頡入力法」が前面に出る。
    • 異体字が無くとも、タイトルが残る。
    • 「letter」の各字体の作成はいつになるかわからない。
  3. 漢字そのものの説明。
    • フォントを拡大し表示。コモンズに一部金文等があるので出来れば掲載する。
    • 必須事項として、部首、画数。あれば異体字。筆順はコモンズから。
    • 「字源」はご批判もあるかと思いますが(Wiktionary‐ノート:スタイルマニュアル/漢字#漢字一字の項目の中身参照)、説文解字からとか、藤堂説、白川説と出典を加えればよいのではと思います。
    • 意義:漢字は基本的に表意文字なので漢字が有する固有の意味を記述する。表音的に用いられていれば、その旨を記載。
    • カテゴリ
      • 「漢字」、索引用の読みは、原則として漢音。漢音になじみのない場合は、最も通用する音。
      • その他「常用漢字」「教育漢字」「人名漢字」「国字」「簡体字」など
  4. 「日本語」における用法。
    • カテゴリ。「日本語」、索引用の読みは、原則として漢音。漢音になじみのない場合は、最も通用する音。たとえば、「」は、漢字では「そく」、日本語では「あし」を索引用の読み仮名とする。
    • 日本語での発音(=読み)
    • 音読みは、できる限り漢音呉音 に分類し記載
    • 訓読みで、送り仮名をつける場合は、[[はしる|はし-る]]のように記載する。
    • 人名は、まああってもいいかも。
    • 品詞;主に漢字が1文字で使用される場合記載。多くは名詞と思われますが。
    • 熟語;50音順
  5. 「中国語」における用法。
    • ローマ字表記。とりあえず、英語版に従い、標準中国語2種(ピンインウェード式)、広東語1種(イェール式)をフォーマットとしています(以前は、英語版にイェール式の標準中国語ならびに香港言語学学会式及び広東式ピンインの広東語があったのですが最近は除かれているため削除)。
    • 熟語;特に現代中国語にあって日本語にないもの。順序は英語版に従っていますが、正規には康煕字典順か何かなんでしょうか?
  6. 「朝鮮語」における用法。
    • カテゴリの並び順は、ハングルの順なのでしょうが、専門家にお任せします。
    • ハングル とりあえず英語版からコピー。 音訓読みも記載されている場合はコピー。
    • ローマ字表記。やはり、英語版に従い文化観光部2000年式マッキューン=ライシャワー式イェール式をフォーマットとして準備します。英語版にあるときはコピー。
      • 以上2項目については、英語版でテンプレートko-hanjaを使用していれる時は、そのままコピーすることにより、反映されます(音訓読みがうまくいっていないのは改善の余地がありますが)
    • 熟語;特に現代朝鮮語にあって日本語にないもの。
  7. 「ベトナム語」における用法。
  8. コード等
    • フォーマットは準備しておきます。
    • Unicode(HEX,DEC)、JISShift JIS区点
    • 四角号碼倉頡入力法。本当に必要かどうかは疑問ですが、ソースがあるのでコピー程度はしてもよいでしょう。

--Mtodo 2007年1月7日 (日) 05:59 (UTC)[返信]

自分で利用者名前空間のページを編集するのは気が引けますので此処で。
  • font要素は非推奨ですし(ちなみにsize属性は1~7)、<span lang="ja" xml:lang="ja" style="font-size:350%">{{PAGENAME}}</span> <span style="font-size:250%">[[○]]</span> 位で。
  • 中国語のローマ字表記にある「標準中国語」は「普通話」に。あと普通話、広東語以外もあれば良いですが、此れは各編集者が独自に追加しても良いのかも知れません。
  • 水平線は不要に思います。
  • {{KOfont|...}}{{lang|ko|...}} で良い様な。
  • 日本語の辞書であって「日本の辞書」ではない訣ですが果たして。白川静氏の『字通』には載っていた筈ですが。
取敢ず気になった所を記しました。--kahusi (會話) 2007年1月7日 (日) 21:37 (UTC)[返信]
ご検討ありがとうございます。
  • font要素」:アドバイスに従い、試案他を修正します。
  • 中国語のローマ字表記」。大昔、習いかじった時には、わざわざ「普通話」という言い方をしなかったものでとりあえず「標準中国語」としているのですが、このいいかたが標準であるなら修正します。これは北京官話(Mandarin)とほぼ同じものということでいいんですよね。普通話と広東語は、参照元の英語版には必ず記載があるのでコピーできるのですが、その他は、都度異なるので、デフォルトでフォーマットに入れる必要はないと考えます。
  • 水平線」:用例を列挙後、他の言語セクションが来ると、タイトルと用例が接近しすぎていて、見づらいので水平線を入れていますが、皆さんはどうでしょうか。
  • KOfont」:テンプレートlangの方が汎用性が高いので、そちらに移行します。
  • 「日本語の辞書であって」:すいません、この箇所の意味が今ひとつ理解できないのですが、もう少しご解説をお願いできますか。
以上、よろしくお願いいたします。--Mtodo 2007年1月8日 (月) 04:26 (UTC)[返信]
水平線は、私もkahusiさん同様不要に思います。第2レベル見出しではそれだけで水平線が挿入されますので、改めて挿入するとなると言語名だけを水平線で挟むようなスタイルになってしまいます。改行を挟んでスペースをあけるようにしたほうがいいと考えます。他はだいたい良いと思います(そもそも漢字に詳しくないので突っ込んだコメントはできません)。--Ninomy - chat 2007年1月8日 (月) 05:47 (UTC)[返信]
言葉足らずでありました。「日本語の辞書であって」とは日本語版ウィクショナリーであって日本版~ではないという意味で言ったものです。『字通』に載っていたのは四角号碼であったのですが、四角号碼も上部に入れた方が良いか迷っている状態です。
「普通話」は、「NHK外国語講座 中国語会話」の今年度第一回で出ている様ですし、入れても良いのではと思います。--kahusi (會話) 2007年1月8日 (月) 14:29 (UTC)[返信]

掲載から、1週間たちました。

記号の扱いについては、文字の原義を重視すべきと考えるため、下位においております。四角号碼については、部首同様、漢字共通のカテゴライズの指標であることは理解いたしました。しかしながら、部首に匹敵するまで有力な指標ではないと考えますがいかがでしょうか。議論の末、上位に繰り上げるのはやぶさかではないので、とりあえず、現在の案で進めたいのですが、いかがでしょうか。--Mtodo 2007年1月15日 (月) 15:58 (UTC)[返信]

半年誰からも反対がないことを鑑み、当座はこの方針でいくことに了承があると考えていいのではないでしょうか。この問題に私が詳しくないからかもしれませんが、大きな欠点があるようには思えませんでした。--Aphaia 2007年7月27日 (金) 07:37 (UTC)[返信]
それでは意見を
  1. 日本語の音読みについて、[[ひらがな|かたかな]] にするように注釈を入れたほうがいいと思うのですがどうでしょうか?
    例えば、の音読みの項では イチと赤リンクとなってますが、実際は いち へ誘導するのが適切だと思います。
    別の例として、の音読みのコウは索引へのリダイレクトとなっており、こうへのリンクになっておりません。
  2. 地名や人名を元に の訓読みを追加していて思ったんですが、常用漢字表外音訓の読みや、表外漢字の読みの場合に用例や出典を示した方が良いのかなと。本当に使用されていても、知らない人が編集で消してしまうのかもと少し心配に。
--Lemonsquash 2007年7月27日 (金) 23:11 (JST)
あっ、もしかして姓名で使われている読みは人名の項に入れるべきだったのかな。元が無かったので全部訓読みに入れてしまいました。あとで振り分けます。--Lemonsquash 2007年7月27日 (金) 23:33 (JST)
御指摘の音読みのこと、見落としてしていました。ご提案の、[[ひらがな|カタカナ]] 方式に賛成です。用例や出典は、ご指摘の場合に限らず、常にないよりあったほうがいいと思います。というわけで適切な用例を示せるときは示すというのではいかがでしょう。--Aphaia 2007年7月27日 (金) 16:47 (UTC)[返信]
この部分は、何の相談もせずに音訓読みの索引へのリンクとして用いてました。改めて、その方針を提案します。これは、同音異義字へガイドを企図するものです(同音異義語はページがおこされますが、異議字は読みの索引へガイドすれば足りるでしょう)。また、音読みを同音のひらがな項目にガイドするのは、適当でないと考えます。というのも、Wiktionary:項目名の付け方に「和語はひらがな」原則がありますので、和語でない音読みが和語にガイドされるという矛盾が生じます。その意味で、「いち」における、「」と「位置」の見出しは不適当なものです(何で見逃したんだろう)。
人名(なのり)をはじめとする訓は、できるかぎり掲載すべきというのは賛成です。出典等についても、読者から疑義を呈せられた場合のみ返せばよいかと考えます。ただ、訓は制限無くふれるので、あくまでも「一般に定着している」という枠は必要かと考えます(一文字ではないので、必ずしも例として適当ではありませんが、「宇宙」に「そら」とふる場合など)。特に、「なのり」は、意一般的である旨の同意がえられなければ、歴史上著名な人物(歴史事典やwpに掲載されているレベルでしょうか)位にとどめておくべきと考えます。
手元の漢和字典見ると、その基準は「主な読み」程度しかないので、学界でも明確に決めがあるわけではないようです。ちなみに藤堂明保『漢和大字典』では、古訓については、『新撰字鏡』『和名類聚抄』『類聚名義抄』から採録しているようです。--Mtodo 2007年7月27日 (金) 23:22 (UTC)[返信]
音読みのリンクはいっその事、[[Wiktionary:漢字索引 音訓 あ#ア|ア]] とした方がいいのかな? もしくは、全部の音読みでリダイレクトを用意しておくか。後者の場合、一文字片仮名記事には索引へのリンクが必要ですね。そして索引側の音読みはリンクは無しの方がいいですね。Wiktionary:漢字索引 音訓 あで [[ひらがな|かたかな]] となっていたので、全部の索引に反映させたのですが。--Lemonsquash 2007年7月28日 (土) 13:48 (JST)