釆

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漢字[編集]

釆

部首: 釆釆 + 0 画
総画: 7画7
筆順 : ファイル:釆-bw.png

字源[編集]

不詳^{[字源 1]}。獣の足（蹯）^{[字源 2]}、焚火の薪（燔）^{[字源 3]}、種をまくさま（播）^{[字源 4]}を象る象形文字という説があり、定説は無い。

甲骨文字	金文	小篆	流伝の古文字

殷	西周	《説文》（漢）	《六書通》（明）

↑ 季旭昇撰『説文新証』芸文印書館、2014年、88頁。
↑ 高鴻縉『中国字例』台湾省立師範大学出版、1960年、570頁。
林志強等評注『《文源》評注』中国社会科学出版社、2017年、31頁。
↑ 舒連景『説文古文疏証』 1937年、商務印書館、8頁。
↑ 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森『金文形義通解』中文出版社、1996年、130-132頁。
劉釗『甲骨文字考釈』『古文字研究』第19輯中国古文字研究会、中華書局編輯部編、中華書局、1992年、462-463頁。
葛亮「釈“釆”、“番”及相関諸字」 “簡帛文献与古代史”第二届出土文献青年学者国際論壇 2013年10月19日。
陳建勝『説文部首源流――字体演変与形義図釈』上海古籍出版社、2019年、44-45頁。

関連字[編集]

「釆」を音符とする形声文字（諧声域＝*PAN～*PAJ）
		幫母	滂母	並母
一等	平声寒韻	𤳖（戈韻：皤紴嶓番）	潘㽃番㢖𤺏	番磻蟠（戈韻：鄱皤𩕏）
	上声旱韻
	去声翰韻	（過韻：播𢿥番譒）
	入声曷韻
		幫母	滂母	並母
二等	平声刪韻			-
	上声潸韻
	去声諫韻	（襉韻：釆）		-
	入声鎋韻
		幫母	滂母	並母
三等A	平声元韻	蕃藩轓鱕籓鐇	飜翻旛番幡𤄫𤄜轓繙	番蹯繙燔膰羳𩐏鷭蟠蕃𪖇鐇璠𥢌㺕襎墦𢐲䮳旛藩
	上声阮韻	橎	-
	去声願韻
	入声月韻
		幫母	滂母	並母
三等B	平声仙韻	-	-	-
	上声獮韻
	去声線韻		-	㺕
	入声薛韻		-

意義[編集]

日本語[編集]

発音^(?)[編集]

音読み
- 呉音 : ベン
- 漢音 : ハン
訓読み
と、いろどり、うね、のごめ

熟語[編集]

中国語[編集]

釆 *

ローマ字表記
- 普通話
  - ピンイン: biàn (bian4)
  - ウェード式: pien⁴
- 広東語
  - イェール式: bin6

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

釆 *

ハングル: 변
音訓読み: 분별할 변
- 文化観光部2000年式: byeon
- マッキューン＝ライシャワー式: pyŏn
- イェール式: pyen

熟語[編集]

コード等[編集]

Unicode
- 16進：91C6
- 10進：37318
JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- JIS
  - 16進：4850
- Shift JIS
  - 16進：94CE
- 区点：1面40区48点
四角号碼 : 2090₉, 2090₄
倉頡入力法 : 竹火木 (HFD), X竹火木 (XHFD)

[1] 季旭昇撰『説文新証』芸文印書館、2014年、88頁。

[2] 高鴻縉『中国字例』台湾省立師範大学出版、1960年、570頁。
林志強等評注『《文源》評注』中国社会科学出版社、2017年、31頁。

[3] 舒連景『説文古文疏証』 1937年、商務印書館、8頁。

[4] 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森『金文形義通解』中文出版社、1996年、130-132頁。
劉釗『甲骨文字考釈』『古文字研究』第19輯中国古文字研究会、中華書局編輯部編、中華書局、1992年、462-463頁。
葛亮「釈“釆”、“番”及相関諸字」 “簡帛文献与古代史”第二届出土文献青年学者国際論壇 2013年10月19日。
陳建勝『説文部首源流――字体演変与形義図釈』上海古籍出版社、2019年、44-45頁。

[字源 1]

[字源 2]

[字源 3]

[字源 4]

釆

目次

漢字[編集]

字源[編集]

関連字[編集]

意義[編集]

日本語[編集]

発音^(?)[編集]

熟語[編集]

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熟語[編集]

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