mũcinga

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キクユ語[編集]

語源[編集]

スワヒリ語 mzinga の借用[1]

Hinde (1904) は英語 gun に対応するキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として mtshinga を記録している[2]。なお、これに対応するカンバ語「ウル方言」(Ulu dialect; マチャコスから海岸部にかけての方言)は musinga とされている[2]

発音[編集]

  • IPA: /mòɕìŋɡǎ/
Armstrong (1940:50,206) によると孤立形の声調パターンは「中中中」であるが、前に ti が置かれて Ti mũcinga.「銃ではない。」と言い切る場合は ti を含めて「高、高、高、低め/中」となるなど前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Armstrong (1940) では mũtĩ を始めとした、mũhakanjagĩmũrũthi などと同じ「moteクラス」という声調クラスに分類されている[3]。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス2」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩgunyũnjagĩkiugũ などがある。
  • 〔キアンブ方言〕

名詞[編集]

cinga クラス3(複数: mĩcinga

  1. [3][5]鉄砲[4]

脚注[編集]

  1. "cinga" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 60. Oxford: Clarendon Press.
  2. 2.0 2.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 30–31. Cambridge: Cambridge University Press.
  3. 3.0 3.1 Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
  4. 4.0 4.1 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
  5. Muiru, David N. (2007). Wĩrute Gĩgĩkũyũ: Marĩtwa Ma Gĩgĩkũyũ Mataũrĩtwo Na Gĩthũngũ, p. 18.