mũthiũrũrũko
ナビゲーションに移動
検索に移動
キクユ語[編集]
語源[編集]
動詞 gũthiũrũrũka〈ぐるぐる回る〉より派生。
発音(?)[編集]
- IPA: /mòðiòɾóɾòkɔ̀ꜜ/
- Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス3」で、他に同クラスの4音節語幹語には gĩthagathago、mbugĩrĩrio、gĩeterero などがある[1]。
- 〔キアンブ方言〕
- 〔リムル方言〕湯川 (1981:100–101) によると孤立形は [mòðìòɾóɾòkɔ̀] で、後ろに ũyũ〈この〉が続く場合も [mòðìòɾóɾòkɔ̀ òjó]、後ろに wakwa〈私の〉が続く場合も [mòðìòɾóɾòkɔ̀ wààkóá] であるが、後ろに nĩ がある場合は [mòðìòɾóɾòkɔ́ nè]、前に nĩ がある場合は [né móðìòɾóɾòkɔ̀]、前に ti がある場合は [tì móðíóɾóɾòkɔ̀] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[2]。なお、ti の高さについてはリムル方言と同じくキアンブ方言に属するナイロビ方言を調査した湯川 (1985:199) で高いと訂正されている[3]。湯川 (1981:121) は mwathimũro〈くしゃみ〉と共に「高低低IA型」アクセントの名詞に分類している[2]。
名詞[編集]
mũthiũrũrũko クラス3（複数: mĩthiũrũrũko）
関連語[編集]
動詞:
名詞:
脚注[編集]
- ↑ Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ 2.0 2.1 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
- ↑ 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.