maithori

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キクユ語[編集]

語源[編集]

rĩithori を参照。

発音(?)[編集]

  • IPA: /maìðɔ́ɾìꜜ/
  • 〔キアンブ方言〕
    • 〔リムル方言〕湯川 (1981:94) によると孤立形は [màìðɔ́ɾì] で、後ろに maya〈この〉が続く場合も [màìðɔ́ɾì májá]、makwa〈私の〉が続く場合も [màìðɔ́ɾì mààkóá]、後ろに がある場合も [màìðɔ́ɾì nè]、前に がある場合も [né màìðɔ́ɾì] であるが、前に ti がある場合は [tì máíðɔ́ɾì] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[1]。なお、ti の高さについてはリムル方言と同じくキアンブ方言に属するナイロビ方言を調査した湯川 (1985:199) で高いと訂正されている[2]
    • 〔ナイロビ方言〕湯川 (1985:197) では 前に がある場合の分析例が示されているが、リムル方言と同一である[2]
その他の声調もしくはアクセントに関する情報は rĩithori を参照。

名詞[編集]

maithori クラス6

  1. rĩithori の複数形。

脚注[編集]

  1. 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
  2. 2.0 2.1 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.