mwarimũ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キクユ語[編集]

語源[編集]

スワヒリ語 mwalimu の借用。

発音(?)[編集]

  • IPA: /moàɾímóꜜ/
Benson (1964:xxx–xxxi) によると孤立形の声調パターンは最も低い音節を1とすると「1、2、2」であるが、前に を置いて Nĩ mwarimũ.「先生である。」と言う場合は を含めて「2、2、1、1(中)」となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス9」で、他に同クラスの3音節語幹語には kĩng'aurũmbahacabaatĩrĩ などがある[1]
  • 〔ナイロビ方言〕湯川 (1985:197,198) によると孤立形は [mòàɾímó] であるが、前に がある場合は [né móáɾìmò] あるいは [né mòàɾímó] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[3]

名詞[編集]

mwarimũ クラス1(複数: aarimũ

  1. 先生教師

類義語[編集]

脚注[編集]

  1. Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
  2. 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.
  3. 3.0 3.1 湯川恭敏 (1985).「キクユ語名詞アクセント再論」 『アジア・アフリカ言語文化研究』29, 190-231.

参考文献[編集]