rũkũ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キクユ語[編集]

語源[編集]

Hinde (1904) は英語 firewood に対応するキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として ngu を記録している[1]。なお、これに対応するカンバ語「ンガニャワ方言」(Nganyawa dialect; キツイ地区の方言)は nguu とされている[1]

発音[編集]

  • IPA: /ɾòkǒꜜ/
Armstrong (1940:50,260) によると孤立形の声調パターンは「中、中かつ昇」であるが、前に ti を置いて Ti rũkũ.「薪ではない。」と言い切る場合は ti を含めて「高、高、高め」となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Benson (1964:xxi) によると孤立形の声調パターンの分析はアームストロングのものとほぼ同様で、前に を置いて Nĩ rũkũ.「薪である。」と言う場合は を含めて「高、高、中かつ昇」、前に ti を置いて Ti rũkũ.「薪ではない。」と言う場合は ti を含めて「高高中」となる。Armstrong (1940) では nyamũ を始めとした mũguĩmũgwacĩNyakĩo〈女性名の一つ〉、taata〈私のおば〉などと同じ「ɲamoクラス」という声調クラスに分類されている[2]。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス3」で、他に同クラスの1音節語幹語には、ngũ などがある[3]
  • 〔キアンブ方言〕

名詞[編集]

 クラス11(複数: ngũ

ことわざ[編集]

参照[編集]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 24–25. Cambridge: Cambridge University Press.
  2. Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
  3. Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
  4. 湯川恭敏 (1981).「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.