あしからず

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

語源[編集]

  • 連語:あしくの連用形)+あらあるの未然形)+「(打消の助動詞 連用形)」より。
    原義は、「悪くないように」

副詞[編集]

あしからずしからず】

  1. 相手あいての気持ちにうことができずに、申し訳なく思うことを表す。悪く思わないでほしい。了承してほしい。
    • 何しろ何から何まで私の手一つでやらなければなりませんので、しかも私は気分屋なので、とかくおくれがちになりますが、あしからず思って下さい。(種田山頭火 『三八九雑記』)

感動詞[編集]

あしからずしからず】

  1. (副詞用法の用言部分が省略されたもの)自分の所為遺憾ではあるが、気を悪くしないで。了承していただきたい。文脈によっては高圧的な印象を与えることがある。