うんこ

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日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

うんこ

  1. 大便。幼児語に発するが現在ではうんちとともに日常広く用いられる。
    • なんでも母などの話によれば、女中の背中におぶさったまま、熱心にお神楽を見ているうちに「うんこ」をしてしまったこともあったらしい。――芥川龍之介 (1927年). “図書カード:本所両国”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。
    • 「昔、支那の皇帝がお池で金魚の衣裳を着けた女達を泳がせたことがあるの、それ以来金魚は擬人法をならうことが出来たし、水の中でうんこをすることも覚えたの。」――室生犀星 (1959年). “図書カード:蜜のあわれ”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。
  2. (罵倒) つまらないもの。の低いもの。
    • 馬鹿、昼も夜もあるか、さあ、げ、注げ、今日はわがうんこ会社のために大宴会を張るのだ、と阿部は黄色い声をあげ、小森君、僕は八年前からこの女子おなごに惚れて居るのじゃ、というのはうそじゃ、などとはしゃいだ。――火野葦平 (1937年). “図書カード:糞尿譚”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。
  3. (津軽弁, 南部弁‎) 植物一位方言。オコノギ。オンコ。オッコ。[1]
  4. (大阪弁, 口語) 傷や汚れがついた商品。アウトレット

成句[編集]

翻訳[編集]

動詞[編集]

活用

サ行変格活用
うんこ-する

出典[編集]

  1. 青森県方言集』菅沼貴一編纂、今泉書店、1936年12月、訂再版、54頁。