がち

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

接尾辞[編集]

がち(ち)】(名詞又は動詞の連用形に接続して、名詞又は形容動詞を造る)

  1. あることをやったものが優先される又は優越する意の語を造る。
  2. ある性質が強いことを意味する語を造る。
    • 藤色縮緬おこそ頭巾とともに信玄袋をわきへ押しやり、浪子の枕べ近く立ち寄るは島田の十七八、紺地斜綾の吾妻コートにすらりとした姿を包んで、三日月眉におやかに、凛々しき黒目がちの、見るからさえざえとした娘。(徳富蘆花 『不如帰』)
  3. そのようになりやすい傾向にある意の語を造る。

形容動詞・名詞・副詞[編集]

  1. (俗語) 本当(に)。まじめ(に)。本気(で)。真剣(に)。

活用[編集]