たらふく

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

発音[編集]

副詞・名詞[編集]

たらふく当て字)】

  1. 満腹になるまで。そのくらいの分量。
    • ラン子はそのお酒をたらふく勧められて、真赤に酔っぱらってしまった。――江戸川乱歩 (1930年). “図書カード:江川蘭子”. 青空文庫. 2023年6月21日閲覧。
    • 住職は一杯も飲まなかったが、二人は鱈腹たらふくに飲んで食った。――岡本綺堂 (1917年). “図書カード:半七捕物帳 お文の魂”. 青空文庫. 2023年6月21日閲覧。
    • たとえば自分のお給料が30万円だけど、会社に何千万、何億円という金額が入ってくると、「ちょっと借りたっていいじゃない」「あとで返せばいい」という悪魔のささやきが聞こえてくることもあるようです。法的にも倫理的にももちろん許されませんが、お腹が空いているときに目の前にたらふくのご馳走があるとつい手を出してしまいたい衝動にかられるのと同じです。――冨永英里 (2013年). “なぜ成功社長のサイフは薄いのか?”. フォレスト出版. 2023年6月22日閲覧。

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関連語[編集]

類義語[編集]