とらえどころ
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日本語[編集]
名詞[編集]
- 物体における捉えるのに適した箇所。
- おれは地面へもぐり込んでその鋤先を捉えた。が、鋤先にはいい捉えどころがない。(トルストイ「イワンの馬鹿」)〔菊池寛訳1928年〕[1]
- (多く「とらえどころのない・とらえどころがない」の形で)物事を理解や納得するための取っ掛かりや手がかり。つかみどころ。
- 物事に対して着目する点。
註[編集]
- ↑ 青空文庫(2004年5月18日作成、2005年12月17日修正)(底本:「小學生全集第十七卷 外国文藝童話集上卷」興文社、文藝春秋社、1928年12月25日)https://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html 2019年11月30日参照。
- ↑ 青空文庫(2010年8月2日作成、2012年5月10日修正)(底本:「宇宙の始まり」第三書館、1992年11月1日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000226/files/1150_40143.html 2019年11月30日参照。
- ↑ 青空文庫(2008年5月9日作成)(底本:「豊島与志雄著作集 第三巻(小説3)」未来社、1966年8月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42462_31408.html 2019年11月30日参照。
- ↑ 青空文庫(2004年1月9日作成)(底本:「古句を観る」岩波文庫、岩波書店、1988年4月15日第7刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001832/files/57179_60631.html 2019年11月30日参照。
- ↑ 青空文庫(2010年12月4日作成)(底本:「古寺巡礼」岩波文庫、岩波書店、2006年10月5日第52刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001395/files/49891_41902.html 2019年11月30日参照。