不器用

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

形容動詞[編集]

 器用(ぶきよう ゆれ:無器用

  1. 手先でするわざがまずいこと。またその様子
  2. 物事の処理下手なこと。またその様子。
    • 十代の理性は、おとなが、日常の必要によっていつか鈍らされ、角をまるくさせられている分別と同じものではない。社会生活の上に固定しているさまざまの約束に、若いひとたちの心と体とがぶつかって、輝くような希望とともに自分について感じはじめたぼんやりしたいとわしさの間にゆれながら、いくらか不器用に生きかたの追求に出発する。(宮本百合子、『若い人たちの意志』、1951年)
  3. (古用法) 道理にはずれていること。卑劣なこと。またその様子。

対義語[編集]