天祐

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日本語[編集]

名詞[編集]

(てんゆう)

  1. 人知を超えたものが助けをなすこと又はその助け。そのように、思いがけず上手くいくこと。
    • 「まだよっぽどあるんですか、僕は少し腹が減ったんだが」と、とうとう空腹の由を自白した。すると長蔵さんは「そうかい。芋でも食うべい」と、云いながら、すぐさま、左側の芋屋へ飛び込んだ。よく約束したように、そこん所に芋屋があったもんだ。これを大袈裟に云えば天佑である。(夏目漱石 『坑夫』)

類義語[編集]