微温湯

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日本語[編集]

名詞[編集]

微温  (びおんとう)

  1. ぬるい
    • 帰りがけに玄関脇の薬局で、粉薬こぐすりのまま含嗽剤がんそうざいを受取って、それを百倍の微温湯びおんとうに溶解して、一日十数回使用すべき注意を受けた時、宗助は会計の請求した治療代の案外れんなのを喜んだ。(夏目漱石『門』朝日新聞、1910年)

発音[編集]

類義語[編集]

和語の漢字表記[編集]

微温湯

  1. ぬるまゆ」を参照。

脚注[編集]

  1. 「びおん【微温】」『大辞林松村明 編、三省堂、1988年。 ISBN 4-385-14000-6