「njogu」の版間の差分

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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→‎{{kik}}: 語源: 文献において確認できるカンバ語の形を追加。発音: iniも湯川氏による分析例あり。
→‎{{pron|ki}}: 声調あるいはアクセントの情報を追加。
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* {{IPA|<sup>n</sup>dʑɔɣu}}
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: Armstrong (1940) では {{l|ki|mũndũ}} を始めとした {{l|ki|huko}}、{{l|ki|ndigiri}}、{{l|ki|njagathi}}、{{l|ki|rũũĩ}}〈蜘蛛の巣〉などと同じ声調クラスに分類されている<ref name="lea1940">Armstrong, Lilias E. ([http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA38907313 1940]). ''The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu''. Rep. [http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA01768628 1967]. (Also in [https://books.google.co.jp/books?id=4r02DwAAQBAJ&dq=Kikuyu+yesterday+Before&hl=ja&source=gbs_navlinks_s 2018] by Routledge).</ref>。Benson (1964) では声調クラスの分類はクラス1で、他に同クラスで語幹が2音節の語には {{l|ki|gĩteke}}、{{l|ki|ndaka}}、{{l|ki|kĩama}} がある<ref>{{R:Benson1964}}</ref>。
: 湯川 (1981) では {{l|ki|mũgeni}}、{{l|ki|ini}}、{{l|ki|mũndũ}}、{{l|ki|ngo}} と同じアクセントの型とされている<ref>{{w|湯川恭敏}} (1981).「[http://hdl.handle.net/10108/21695 キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――]」 『アジア・アフリカ言語文化研究』22, 75-123.</ref>。
*〔キアンブ方言〕
:*〔リムル方言〕{{ki-アクセントの型|低I型}}


===名詞===
===名詞===

2017年11月2日 (木) 09:41時点における版

キクユ語

語源

Hinde (1904) は英語 elephant に対応するキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として njogu を記録している[1]。なお、これに対応するカンバ語unzōō(参照: nzou)、スワヒリ語tembo および ndovu とされている[1]

発音(?)

  • IPA: /ndʑɔɣu/
Armstrong (1940) では mũndũ を始めとした hukondigirinjagathirũũĩ〈蜘蛛の巣〉などと同じ声調クラスに分類されている[2]。Benson (1964) では声調クラスの分類はクラス1で、他に同クラスで語幹が2音節の語には gĩtekendakakĩama がある[3]
  • 〔キアンブ方言〕

名詞

njogu クラス9/10(複数: njogu

ことわざ

脚注

  1. 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 20–21. Cambridge: Cambridge University Press.
  2. Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
  3. Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
  4. 湯川, 恭敏キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。