「たつみ」の版間の差分

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#*わがいほは 都の'''たつみ''' しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり(古今集 喜撰法師)
#*わがいほは 都の'''たつみ''' しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり(古今集 喜撰法師)
# 特に、江戸時代において、江戸城の東南に当たることから、深川一帯。現在の江東区辰巳とは地域が異なる。
# 特に、江戸時代において、江戸城の東南に当たることから、深川一帯。現在の江東区辰巳とは地域が異なる。

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*[[方角]]を[[十二支]]にあてていうとき、{{ふりがな|辰|たつ}}と{{ふりがな|巳|み}}との中間にあることから。

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2020年6月19日 (金) 17:55時点における版

日本語

たつみは南東を指す。なお、この図は北が下になっているため図中左上に「巽」の字がある

語源

名詞

たつみ辰巳

  1. 方角の称で、東南をさす。
    • わがいほは 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり(古今集 喜撰法師)
  2. 特に、江戸時代において、江戸城の東南に当たることから、深川一帯。現在の江東区辰巳とは地域が異なる。

関連語


古典日本語

名詞

たつみ辰巳

  1. (方角)東南
  2. (近世語)江戸深川の遊里