「さかい」の版間の差分

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# (接続助詞 方言、主に関西)~[[から]]、[[だら]]
# (接続助詞 関西地方・北陸地方の方言)~[[から]]。「さいに」「さかいで」「さけ」とも。
#:そんな[[亭主]]を持ち、[[細君]]は死ぬまで[[将棋]]を呪うて来たが、けれど十年前いよいよ息を引き取るといふ時「あんたは将棋がいのちや'''さかい'''、まかり間違うても[[阿呆]]な将棋は指しなはんなや。」と言つた。<!--この詞にはげまされて十年、そしていま将棋指しとしての一生を賭けた将棋を指さうとして、坂田のたつた一つの心残りは、わいもこんな将棋指しになつたぜと細君に言つてきかせられないことではなからうか。-->([[w:織田作之助|織田作之助]]『聴雨』)
#:そんな[[亭主]]を持ち、[[細君]]は死ぬまで[[将棋]]を呪うて来たが、けれど十年前いよいよ息を引き取るといふ時「あんたは将棋がいのちや'''さかい'''、まかり間違うても[[阿呆]]な将棋は指しなはんなや。」と言つた。([[w:織田作之助|織田作之助]]『聴雨』)


===熟語===
===熟語===

2010年5月14日 (金) 13:22時点における版

日本語

名詞

さかい(,

  1. 境界線
  2. 分かれ目
    例文: 生死の境


翻訳

境界線
分かれ目

関連語

動詞

  1. 境界作る境目さかいめにする。

活用

サ行変格活用
さかい-する

助詞

  1. (接続助詞 関西地方・北陸地方の方言)~から。「さかいに」「さかいで」「さけ」とも。
    そんな亭主を持ち、細君は死ぬまで将棋を呪うて来たが、けれど十年前いよいよ息を引き取るといふ時「あんたは将棋がいのちやさかい、まかり間違うても阿呆な将棋は指しなはんなや。」と言つた。(織田作之助『聴雨』)

熟語