「物品」の版間の差分

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'''[[物]] [[品]]'''(ぶっぴん)
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#[[もの]]、[[しなもの]]。
#[[もの]]、[[しなもの]]。特に[[動産]]である[[有体物]]。<br />
#:特に[[動産]]である[[有体物]]。<br />
 cf. 物。品物。特に、不動産以外の形のある物・不動産以外の有体物をいう。<br />
cf. 物。品物。特に、不動産以外の形のある物・不動産以外の有体物をいう。<br />
#:[[物質]]、[[物体]]が[[物]]の[[財産]]的[[価値]]に[[着目]]せず[[形態]]や[[性質]]に着目した呼び方であるのに対し、物品は物の財産的価値に着目した表現である。<br />
#:[[物質]]、[[物体]]が[[物]]の[[財産]]的[[価値]]に[[着目]]せず[[形態]]や[[性質]]に着目した呼び方であるのに対し、物品は物の財産的価値に着目した表現である。<br />
 つまり、①農産物(米など)②工業製品(車・時計など)③天然物(原油・石炭など)等々を、取引対象として捉えたときに物品と呼ばれる。
 ①農産物(米など)②工業製品(車・時計など)③天然物(原油・石炭など)等々を、取引対象として捉えたときに物品と呼ばれる。
#[[特定]]の形を有する[[物]]。#:[<br /[物質]]とは特定の形を持たない[[物]]である。特定の形を持つ物を称して[[物体]]と呼ぶことがある。これに対して、物品とは人の活動により[[物質]]に形を与えた[[物]]である。<br />
#[[特定]]の形を有する[[物]]。#:[<br /[物質]]とは特定の形を持たない[[物]]である。特定の形を持つ物を称して[[物体]]と呼ぶことがある。これに対して、物品とは人の活動により[[物質]]に形を与えた[[物]]である。<br />
 つまり、物体は[[物質]]からなり、物品は[[物体]]又は[[物質]]からなる。<br />
 物体は[[物質]]からなり、物品は[[物体]]又は[[物質]]からなる。<br />
#[[カプセル]]に入れられるか包装された物質と包装(カプセル)そのもの全体を指す。[この定義は国土交通省海事局検査測定課が公表した「物質の危険性評価の試験方法および判定基準」(平成10年7月8日付け海査339号)の記述に基づく。]
#[[カプセル]]に入れられるか包装された物質と包装(カプセル)そのもの全体を指す。[この定義は国土交通省海事局検査測定課が公表した「物質の危険性評価の試験方法および判定基準」(平成10年7月8日付け海査339号)の記述に基づく。]
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2011年1月12日 (水) 12:14時点における版

日本語

名詞

(ぶっぴん)

  1. ものしなもの。特に動産である有体物

 cf. 物。品物。特に、不動産以外の形のある物・不動産以外の有体物をいう。

  1. 物質物体財産価値着目せず形態性質に着目した呼び方であるのに対し、物品は物の財産的価値に着目した表現である。

 ①農産物(米など)②工業製品(車・時計など)③天然物(原油・石炭など)等々を、取引対象として捉えたときに物品と呼ばれる。

  1. 特定の形を有する。#:[<br /[物質]]とは特定の形を持たないである。特定の形を持つ物を称して物体と呼ぶことがある。これに対して、物品とは人の活動により物質に形を与えたである。

 物体は物質からなり、物品は物体又は物質からなる。

  1. カプセルに入れられるか包装された物質と包装(カプセル)そのもの全体を指す。[この定義は国土交通省海事局検査測定課が公表した「物質の危険性評価の試験方法および判定基準」(平成10年7月8日付け海査339号)の記述に基づく。]

派生語

翻訳