「めす」の版間の差分

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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→‎{{verb}}: 語源を詳らかにするため、見す。を調査、補綴した。
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'''めす'''【[[召]]す】
'''めす'''【[[召]]す】


#(元々の意味)「[[よびよせる|呼び寄せる]]」、「[[とりよせる|取り寄せる]]」、「[[まねく|招く]]」の[[尊敬語]]。
([[見る]]に古語の尊敬語尾を接続した形)
#「[[よびよせる|呼び寄せる]]」、「[[とりよせる|取り寄せる]]」、「[[まねく|招く]]」の[[尊敬語]]。
#「[[くう|食う]]」、「[[のむ]]」、「[[きる|る]]」、「[[る|る]]」、「[[かう|買う]]」、「[[任命]]する」等の[[尊敬語]]。
#「[[くう|食う]]」、「[[のむ|飲む]]」、「[[きる|着る]]」、「[[のる|乗る]]」、「[[かう|買う]]」等の[[尊敬語]]。
#:{{rel}}:[[めしあがる]]、[[おめしになる]]
#:{{rel}}:[[めしあがる]]、[[おめしになる]]
# (古語)(語義1及び、2から、転じて)([[相当]]な位のある人が)女性を[[寵愛]]されること。
#「[[風邪]]を[[ひく]]」、「[[風呂]]に[[はいる|入る]]」、「[[年]]を[[とる]]」等の[[尊敬語]]。
#「[[風邪]]を[[ひく]]」、「[[風呂]]に[[はいる|入る]]」、「[[年]]を[[とる]]」等の[[尊敬語]]。


{{inf-ja||サ|五|め|す|めす}}
{{inf-ja||サ|五|め|す|めす}}

===={{pron|jpn}}====
;め↘す

===={{etym}}==== <!--語源-->
([[見る]]に古語の尊敬語尾を接続した形)古語の{{ふりがな|見す|めす}}と同源


===={{rel}}====
===={{rel}}====
*[[めされる]]
*[[めされる]]、[[おめし]]
*{{syn}}(語義1): <!--類義語-->[[呼ぶ]]、[[招く]]、[[取り寄せる]]
*{{syn}}(語義2): <!--類義語-->[[くう]]、[[のむ]]、[[きる]]、[[のる|乗る]]、
*<!--*{{syn}}:類義語-->
*<!--*{{ant}}:対意語-->
*{{drv}}: <!--派生語-->[[めし]]
*{{prov}}: <!--熟語-->[[おめしもの]]


[[category:{{ja}}_敬語_尊敬語]]
[[category:{{ja}}_敬語_尊敬語]]
[[en:めす]]
[[en:めす]]
[[it:めす]]
[[it:めす]]
[[lo:めす]]
[[lo:めす]]

<!--
{{adj}} 形容詞
{{verb}} 動詞
{{adverb}} 副詞
{{pronoun}} 代名詞
-->
===他{{verb}}(古語)=== <!--動詞-->
<includeonly>[[Category:{{jpn}}{{verb}}]]</includeonly>
'''{{PAGENAME}}'''【[[見]]す、 [[看]]す】<!--漢字ごとのリンク--> <!--見出し語が和語・平仮名表記の場合はこちらを使用-->
# (古語)ご覧になる。「見る」の[[尊敬語]]
# 治める。統治・施政する。の尊敬語。

<!---活用(動詞)--->
{{inf-ja|古語_|サ|四|め|す}}
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「古語_」は古語ではない場合削除してください(パイプ記号は消さないこと)
<行>はカタカナ1文字(ア行なら「ア」)
<種類>は略記(五段なら「五」、上一段なら「上一」、変格なら「変」というふうに)
<語幹>語幹を入力
<語尾>終止形活用語尾を入力
--->
===={{etym}}==== <!--語源-->
[[動詞]]「{{ふりがな|見|み}}る」の[[w:未然形|未然形]]に[[尊敬]]の[[助動詞]]「'''す'''」(四段活用)が付いた'''みす'''の変化した語。
[[w:奈良時代|奈良時代]]まで使われ[[w:万葉集|万葉集]]に使用例がある。

2013年4月7日 (日) 11:05時点における版

メス も参照。

日本語

名詞

めす

  1. 動物で、たまご産むもの。
  2. 植物雌花をつけるもの。

関連語

動詞

めすす】

  1. (元々の意味)「呼び寄せる」、「取り寄せる」、「招く」の尊敬語
  2. 食う」、「のむ」、「着る」、「乗る」、「買う」、「任命する」等の尊敬語
    関連語:めしあがるおめしになる
  3.  (古語)(語義1及び、2から、転じて)(相当な位のある人が)女性を寵愛されること。
  4. 風邪ひく」、「風呂入る」、「とる」等の尊敬語

活用

サ行五段活用
め-す

発音(?)

め↘す

語源

見るに古語の尊敬語尾を接続した形)古語の見すめすと同源

関連語

他動詞(古語)

めすす、 す】

  1. (古語)ご覧になる。「見る」の尊敬語
  2.  治める。統治・施政する。の尊敬語。

活用

サ行四段活用
め-す

語源

動詞る」の未然形尊敬助動詞」(四段活用)が付いたみすの変化した語。 奈良時代まで使われ万葉集に使用例がある。