「奴」の版間の差分

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* [[会意文字|会意]]。「[[女]]」+「[[又]](=手)」。女を手でとらえ奴隷としたものとも、手作業をする奴隷とも。
* [[会意文字|会意]]。「[[女]]」+「[[又]](=手)」。女を手でとらえ奴隷としたものとも、手作業をする奴隷とも。
{{字源}}
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====派生字====
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「奴隷の・囚われの」、奴隷仕事のように「力を入れる」「力を込める」、「劣った」の意義を持つ派生字。
「奴隷の・囚われの」、奴隷仕事のように「力を入れる」「力を込める」、「劣った」の意義を持つ派生字。
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===意義===
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#[[めしつかい]][[しもべ]]。
#[[めしつかい]][[しもべ]]。
#:類義字:'''[[僕]]、[[婢]]'''
#卑しい者。

[[Category:漢字|と ど]]
[[Category:漢字|と ど]]
[[Category:常用漢字|と ど]]
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'''[[やっこ]]'''
'''[[やっこ]]'''
#({{おくりがな3|家|や|つ|子|こ||やつこ}}の転)[[家来]]、{{おくりがな3|家|いえ|の|子|こ||いえのこ}}。
#({{おくりがな3|家|や|つ|子|こ||やつこ}}の転)[[家来]]、{{おくりがな3|家|いえ|の|子|こ||いえのこ}}。
#江戸期における[[武家]]の[[下僕]]、[[中間]]。
#徳川時代における[[武家]]の[[下僕]]、[[中間]]。
#江戸期の[[侠客]]。
#徳川時代の[[侠客]]。
#*[[はたもとやっこ|旗本奴]]、[[まちやっこ|街奴]]
#*[[はたもとやっこ|旗本奴]]、[[まちやっこ|街奴]]

==={{pronoun}}===
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[[Category:{{ja}} {{pronoun}}|やつ]]
[[Category:{{ja}} {{pronoun}}|やつ]]
'''[[やつ]]'''
'''[[やつ]]'''
#三人称、特に男性に対する卑称。
#三人称、特に男性に対する卑称。

==={{prov}}===
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*[[奴隷]]
*[[奴隷]]
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** '''[[広東語]]'''
** '''[[広東語]]'''
*** '''[[イェール式]]''': nou4
*** '''[[イェール式]]''': nou4

==={{prov}}===
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*[[奴性]]


=={{ko}}==
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2016年1月2日 (土) 18:12時点における版

漢字

字源

  • 会意。「」+「(=手)」。女を手でとらえ奴隷としたものとも、手作業をする奴隷とも。

甲骨文字 金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
西周

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

派生字

「奴隷の・囚われの」、奴隷仕事のように「力を入れる」「力を込める」、「劣った」の意義を持つ派生字。

意義

  1. めしつかいしもべ
    類義字:

日本語

発音(?)

名詞

やっこ

  1. の転)家来いえ
  2. 徳川時代における武家下僕中間
  3. 徳川時代の侠客

代名詞

やつ

  1. 三人称、特に男性に対する卑称。

熟語

中国語

*

熟語

朝鮮語

*

熟語

ベトナム語

*

コード等