かばね

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日本語[編集]

語源[編集]

」+「」で、豪族などの血筋を意味するとの説がある。また、古代朝鮮半島の「骨品制」に、その音の共通性や「骨(ほね)」の共通から、起源を求める説もある。

発音[編集]

名詞[編集]

かばね

  1. (日本史)古代日本において、大王おおきみから与えられたとされるおみむらじ等の称号。氏族集団であるうじとともに、氏姓制度といわれ古代日本の政治制度の根幹をなすものとされている。684年、天武天皇が、八色の姓を定め再編。なお、従来は、氏に姓が与えられているものとされたが、現在では、個人である氏の上に与えられたとするのが通説である。

関連語[編集]


古典日本語[編集]

名詞:姓[編集]

かばね

  1. (現代語に同じ)かばね。

名詞:屍[編集]

かばね

  1. 死体遺体しかばね

語源[編集]

かは」()+「ほね」(骨)か。

発音[編集]

三拍名詞一類(?)