出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 会意。「人」+「口」、「口」は穴を表し、肛門の意であり、人体の後方を意味(藤堂)、「」と同義で重々しく身分の高い王侯を意味するようになる(藤堂)。但し、「説文解字」などは、先代の地位を正当に継いだ者の意よりとする。「きさき」の意は、「後宮」にあるものからか。

甲骨文字

金文

小篆

流伝の古文字

春秋時代

説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. うしろ後方
  2. (周代以前)王侯
  3. きさき

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. (きさい) 皇后中宮
  2. (きさき) 天皇配偶者皇后中宮。また、女御などで天皇となった律令制では特に称号第一とされた。
  3. (きさき) 王侯
  4. (うしろ) 空間における、の方向。
  5. (と、のち) 時間における、おそい位置。未来となる方向。

熟語[編集]

中国語[編集]

*

方位詞[編集]

  1. (位置)~のうしろ(に、で)。
  2. (時間的用法)~ののちに。

人名[編集]

  1. 中国人のの一つ。百家姓第398位。

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

*

名詞[編集]

  1. きさき

人名[編集]

  1. 朝鮮人のの一つ。

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. きさき
  2. (チェス) クイーン

コード等[編集]

点字[編集]