眩暈

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日本語[編集]

名詞[編集]

 (ゲンウン 熟字訓:めまい

  1. めまい
    • いかに深い闇の中に落されて行っても少しの眩暈げんうんをも催すことなく瞬きせざる眼をもって自分自身を見詰めて恐れない強い心において正しき自己認識は可能となるのである。(三木清 『語られざる哲学』)
    • 一気に峠を駈け降りたが、流石さすがに疲労し、折から午後の灼熱の太陽がまともに、かっと照って来て、メロスは幾度となく眩暈めまいを感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。(太宰治走れメロス』)

中国語[編集]

語源[編集]

名詞[編集]

 (xuànyùn 簡体字:眩晕

  1. (病理学) めまい

類義語[編集]