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漢字[編集]

  • 部首: + 0
  • 総画: 7画
  • 異体字 : (書写体[1]、中国における活字、将棋の角行に用いられることがある)
  • 筆順 : (日本で主流)
       (中国で主流)

字源[編集]

甲骨文字 金文

小篆

流伝の古文字
西周

説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 羅振玉 『殷虚書契考釈』 永慕園、1915年、37頁。
    張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、1046-1049頁。
    季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、364-365頁。
    林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、31頁。

意義[編集]

  1. 動物のつの
  2. (とがったものであることから)かどすみ
  3. つのぶえ
  4. 中国日本音楽理論でいう五音(ごいん)のうち、低いから数え三番目の

語源[編集]

  1. Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 309.

日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

幾何学で角を表す記号
  1. つの動物頭部にあって、の一部が露出したり、皮膚角質化し、鋭くなったもの。
  2. かど)ものの尖ったところ。
  3. かど)道の曲がったところ。
  4. かど交際において、相手を怒らせたり、不快にさせる態度
  5. カク平面図形において、2直線が1点で交わる箇所において、その2つの線が形成する、接近の度合い。
  6. カク)日本将棋角行」の略称。

成句[編集]

角を矯めて牛を殺す

翻訳[編集]

人名[編集]

  1. すみ)日本人のの一つ。

熟語[編集]


中国語[編集]

*

名詞[編集]

jiǎo

  1. つの
  2. かどすみ
  3. (幾何学)角。

jué

  1. (芝居などの)
  2. 役者俳優

接尾辞[編集]

jiǎo

  1. 通貨単位中華人民共和国の0.1を表す補助単位

人名[編集]

Jué

  1. 中国人のの一つ

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

名詞: 朝鮮語[編集]

  1. 角、角度
  2. つの
  3. かど

熟語[編集]


ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. かどすみ

コード等[編集]

点字[編集]


脚注[編集]