読書三余

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日本語[編集]

成句[編集]

(どくしょさんよ)

  1. 読書に適した時期は、(1年の余り)、(1日の余り)、(時間の余り)の3つであること。三余
    • されば古人も読書三余の説を立てゝ夜は昼の余、雨は晴の余、冬は年の余として皆な読書の好時節として居る。――加藤咄堂『読書と修養』春潮社、1935年11月、71頁。

由来[編集]

  • 魏志『董遇伝』注より
(白文)従学者云、苦渇無日。遇言、当以三余。或問三余之意。遇言、冬者歳之余、夜者日之余、陰雨者時之余也。

参考[編集]

  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、812頁。