赤裸

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日本語[編集]

名詞・形容動詞[編集]

 (セキラ、あかはだか、文学的:はだかなど)

  1. 衣服を全く身に着けていないこと、まっぱだか
    • 山の尾をめぐって、ほんとに鉢合せでもしたもののように、眼と鼻の先に突き当ったのが天然風呂でした。沢になって小流れがあるところの岩と水の間を、無雑作に掘りひろげて、その中に赤裸な人間が七つばかり、すっぽりと漬つかっている。(中里介山大菩薩峠 農奴の巻』)
  2. 動物などの皮をむかれた様子。
    • 酔ぱらって雀を憶ひ出した二人は新宿まで出掛けた。屋台店の皿に赤裸のままの奴がころがってゐて、若い娘が庖丁で骨を叩いてゐた。(原民喜 『雀』)
  3. 包み隠しのない事、露骨であること。
    • 斯かる赤裸凝視の眼は、それ自身の性質上、未来に向けられないで、ただあるがままの自分自身――過去を荷ってる現在の姿にのみ向けられる。(豊島与志雄 『秋の気魄』)

関連語[編集]


中国語[編集]

名詞[編集]

 chìluǒ

  1. 衣服を全く身に着けていないこと。