鬼の霍乱

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日本語[編集]

成句[編集]

霍乱(オニのカクラン)

  1. (「鬼」のように無敵とされるものが、「霍乱」(暑気あたり等)に罹ることから)普段非常丈夫な人が体調を崩すたとえ。
    • 父は客の方を見ながら、「お重が心持が悪いなんて、まるで鬼の霍乱だな」と云って、今度は自分に、「先刻綱(母の名)の話では腹が痛いように聞いたがそうじゃない頭痛なのかい」と聞き直した。(夏目漱石行人』)