あつらえる

日本語

語源

中古日本語「あつらふ」 < 上代日本語「あとらふ」

発音

• (東京式) あつらえ​る [àtsúráéꜜrù] (中高型 – [4])
• (東京式) あつら​える [àtsúráꜜèrù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [a̠t͡sɨᵝɾa̠e̞ɾɯ̟ᵝ]
• (京阪式) あつらえる

動詞

あつらえる【誂える】

1. (他動詞) 注文して作ってもらう。
2. (古用法) 人に頼み求める。自分の思うがままにさせる。

活用

活用と結合例

あつら-える 動詞活用表（日本語の活用）

ア行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
あつら	え	え	える	える	えれ	えろ えよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	あつらえない	未然形 + ない
意志・勧誘	あつらえよう	未然形 + よう
丁寧	あつらえます	連用形 + ます
過去・完了・状態	あつらえた	連用形 + た
言い切り	あつらえる	終止形のみ
名詞化	あつらえること	連体形 + こと
仮定条件	あつらえれば	仮定形 + ば
命令	あつらえろ あつらえよ	命令形のみ