焉
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焉
- 部首: 火 + 7 画
- 総画: 11画
- 筆順 : ファイル:焉-bw.png
字源
[編集]- 「于是」を一字に縮約して合字にしたものとされる。
- 金文では正と鳥の会意。端正で美しい鳥の意。この解釈では助字の意は仮借とされる。原意は嫣などに受け継がれている。
- 説文解字によると揚子江と淮河に出現する黄色い鳥の象形。
意義
[編集]- (文語中国語) 助字。「于是」「於此」と同義のため、文末に置いて比較の表現に使われる事が多いが、おおむね、やや意味が軽くなり語気を示す程度で、置き字とされる事が多い。→ 例文
- (文語中国語) いずくんぞ。いずくんか。文頭か主語の後に置いて疑問文を作る。「安」「悪」などと同義。「奚」「寧」なども使われる。
日本語
[編集]用例
[編集]- われ関せず焉(えん)。
- 蓋し今日の急務実に此一点に存す焉、若し我国をして国会開設の当時に於て慷慨にして而も沈摯なるハンプデンの如きもの一人だにあらしめば吾人は如何に気強からずや(山路愛山「英雄論」明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿)
熟語
[編集]中国語
[編集]熟語
[編集]朝鮮語
[編集]- ハングル: 언
- 音訓読み: 어찌 언, 의심쩍을 언
- 文化観光部2000年式: eon
- マッキューン=ライシャワー式: ŏn
- イェール式: en