百姓読み

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語

[編集]

名詞

[編集]

百姓 読み(ひゃくしょうよみ)

  1. 漢字の音(音符)に引かれた元来は誤った読み方。慣用音として誤りとされなくなった例も多い。

語源

[編集]

百姓を教養のない田舎者と侮蔑した語か?なお、「ヒャクセイ」と読むべきところを「ヒャクショウ」と読んだからとの説があるが、「ショウ」は呉音のため誤りでない。却って、「ヒャクセイ」は呉音+漢音の入り混じった読み。

百姓読みの例

[編集]
漢字 百姓読み 本来の読み
撹乱 かくらん こうらん
矜持 きんじ きょうじ
涸渇 こかつ かくかつ
もう こう
消耗 しょうもう しょうこう
耗弱 もうじゃく こうじゃく
稟議 りんぎ ひんぎ
残滓 ざんさい ざんし
洗滌 せんじょう せんでき
堪能 たんのう かんのう
輸出 ゆしゅつ しゅしゅつ
輸入 ゆにゅう しゅにゅう

関連語

[編集]