けはい

日本語

名詞

けはい【気配】

1. 直感的にそれらしいと感じられる様子。
   • 障子の外に人のけはいがした。（森鴎外『護持院原の敵討』）
   • ただならぬ気配になった。（豊島与志雄『霧の中』）
   • 何だか気味の悪い空模様になって参りましたな。嵐でも来そうな気配でございますよ。（加藤道夫『なよたけ』）
   • 野外の風景にはまだ春の気配も見えない。（井上円了『西航日録』）
2. 証券取引所において相場の人気。市場の模様。

語源

• 古語「けはひ」（読みは「けわい」）より。「気配」は当て字。

発音^(?)

け↘はい

関連語

• 別表記: 気勢

（語義1）

• 類義語: 気合（けあい）、素（そ）振（ぶ）り、兆候

翻訳

（語義1）

• ドイツ語: Anzeichen ^(de)
• 英語: indication ^(en), sign ^(en)
• スペイン語: señal ^(es) 女性
• フランス語: apparence ^(fr)
• イタリア語: aria ^(it) 女性, segno ^(it) 女性

（語義2）

• 英語: indication ^(en)