けむ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語

[編集]

名詞

[編集]

けむ【

  1. けむりけぶ

成句

[編集]

古典日本語

[編集]

助動詞

[編集]
  1. (過去推量)過去の出来事についての推量。~だっだろう
    • 先の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ。(源氏物語 桐壺)
      前世でもご縁が深かったのだろうか、めったにないほど美しい男の子までもがお生まれなさった。
  2. (過去原因推量)過去の出来事について、その原因の推量どうして~だっだろうか。
    • などて、かく出で立ちけむ。(源氏物語 蜻蛉)
      どうして、こうして宮仕えしていたのだろう
  3. (過去婉曲)~したような。
  4. (過去伝聞)~したとかいう。
連用形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
けむ けむ けめ

語源

[編集]

関連語

[編集]